2013年11月18日月曜日

洋画コース卒業生の中島伽倻子さんの「うつりかわりの家」を訪れる。

古民家の中に入ると、真っ暗な空間の中に、ぽつりぽつりと浮かび上がってくる小さな光。次第に、壁にも屋根にも無数の光が点々と浮かんでいることに気づく。

壁や屋根に等間隔の穴をあけ、その穴に光を通過させるアクリル棒を埋め込んで、
その穴から、屋外の光が屋内へと通ってくる構造だ。

余分な物が一切排された潔さ。
天候とともに、時間とともに、季節とともに、うつりかわる光の叙情。
そしてその美。